二つの世界と二つの真理のマトリックス
｜ ＜～へ包み込む＞ →
｜（外在的秩序） ⇔ （内在的秩序）
｜ ← ＜（包み込んだものを）～へ開く＞
｜（歴史的次元） ｜ （究極の次元）
｜(体と心：脳)(意識)｜ （意識：潜在意識）
｜（物質：時空間） ｜ （精神：時空間超越）
｜ 現象界 ｜ 本体の世界
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一般的真理｜ 生死（幻想） ｜ （物質も概念も存在不可能）
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究極の真理｜ 不生不死（現実）｜ 性質のみ
｜ （変化） ｜ （不変）
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仏教の分離調査の原則とは、現象界と本体の世界を分離して調査する必要があるという原則。
（注2）
現実と幻想は反対の対ではない。なぜなら、幻想は人間の創造物だが、現実はそうではないからである。（生と死などの反対の対は全て人間の創造物。）幻想がなくても、現実はなくならない。従って、一般的真理は人間がでっち上げた偽の真理であり、究極の真理は自然（全宇宙）の本物の真理と言える。それ故に、一般的真理と究極の真理は相互依存関係にはない。
（注3）
歴史的次元と究極の次元は、相互依存関係にある。歴史的次元に深く触れると、究極の次元に触れることができる。歴史的次元は究極の次元へ（自らを）包み込んでいる。究極の次元は歴史的次元へ（包み込んだものを）開いている。潜在意識は時空間を超越しているので、歴史的次元と究極の次元を同時に生きることができる。
一般的真理（二元性）に基づく悟りは初歩的な悟り（一時的な本当の自分）であり、究極の真理（非二元性）に基づく悟りは完全な悟り（常時本当の自分）である。
（参考）http://compassion5151.blogspot.jp/2015/06/truths-of-suffering-and-happiness.html
