Sunday, September 1, 2013

輪廻転生

質問:
人生は一度きりという考え方よりも、輪廻転生の考え方の方がこの世で生きていくにはいいのではないでしょうか?

回答:
「輪廻転生の考え方の方がいい」というより、実際にそうなっているに違いないという確信に近付いています。確かに、科学的な証明は未だできていませんが、過去世の記憶を持つ多くの人たちの調査結果が精神科医キューブラー・ロスによって残されています。また、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の宗教学部教授ホセ・カベソン氏は、「米国の仏教徒は人口の1%未満であるにも拘わらず、米国全人口の約25%が転生を信じている」という調査結果を紹介しました。 一方、仏教経典にも微細な意識が時空連続体である旨が次の通り明記されています。 http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-21207174 更には、人間の意識は最近発見されたヒッグス粒子のように、目に見えない四次元以上の素粒子である「磁場」が解明されれば、科学的に証明できる日が来るのではないかと考えます。 http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-24693603

さて、輪廻転生とセットで考えなければならないのが「因果の法則」です。転生人生における行動と結果の関係を論理的に説明するためには、どうしても前世と現世と来世の行動の連続性が必要です。具体的には、前世の行動の結果が現世か来世で戻ってくる(勿論、前世に結果が出るものもあります)という法則が事実でなければ説得力がありません。従って、脳(海馬)の記憶がどのように微細な意識に刻印されるのかを科学的に証明する必要があります。尚、因果の法則のイメージは次の通りです。 http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-24213322 まだ、脳科学が感情の研究を始めたばかりですので、意識の研究は相当先になるでしょうが、科学的に解明される日はきっと来ると信じています。