Sunday, September 4, 2016

5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約) (1)

次の5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約)の朗読ビデオを深く傾聴してください。


< 5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約) >

[30:00~]
(予鈴 + 本鈴3回で開始)

(予鈴 + 本鈴)

5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約)は、グローバルな精神性と倫理のための仏教ビジョンを示します。それは、私たち自身と世界を癒し、変容、幸福へと導く、正しい理解と真の愛の道である四聖諦八正道における仏陀の教えの具体的な表現です。5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約)を実践するのは、全ての差別、不寛容、怒り、恐れ、絶望を取り除くことができる相互依存の洞察力、即ち正見(正しい見方)を育むためです。私たちが5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約)に従って生きるなら、私たちは既に菩薩道を歩んでいます。私たちはその道を歩んでいることを知っていますので、現在の人生、または将来への恐れに混乱して道に迷うことはありません。

[25:00]
(予鈴 + 本鈴)

第一マインドフルネス・トレーニング-生命に対する畏敬

生命の破壊によって引き起こされる苦しみを知り、私は相互依存と思いやりの洞察力を育み、人間、動物、植物、鉱物の命を守る方法を学ぶことを確約します。私は私の思考において、即ち私の生き方において、殺さないこと、他に殺させないこと、世界中のいかなる殺戮行為も支援しないことを決意します。有害な行動は、二元的で差別的な思考によってもたらされる、怒り、恐れ、強欲、不寛容から生じることを理解し、私は自分と世界の中の暴力、狂信、教条主義を変容するために、寛容さ、非差別、見方への非執着を育みます。

(つづく)

(参考)http://www.coiuk.org/mindfulness-trainings/

ティク・ナット・ハンの書