Sunday, December 6, 2015

自己嫌悪

自己嫌悪に関する次のビデオと物語をご覧ください。
https://www.facebook.com/thichnhathanh/videos/vb.7691064634/10153456516174635/?type=2&theater
http://www.rebelbuddha.com/2011/01/buddha-nature/

自己嫌悪の根本原因は、幼児期における両親の無条件受容の欠如です(親が子供のためを思ってした言動であっても、子供の望まないことであることが多々あります)。自己嫌悪を深く見ると、洞察を通して根本原因を理解できます。すると、目覚めた意識(本当の自分)が復活し、自分の傷ついたインナー・チャイルドを癒すことができ、喜んで自分のエゴを手放すことができます。私たちがその洞察を得た場合にのみ、思いやりのエネルギーによって、自己嫌悪を無条件の自己愛へ変容できるのです。無条件の自己愛、即ち無条件の自己受容は、他への無条件の愛の基盤です。マインドフルネスと集中が、その洞察を得るための手段です。

尚、ティク・ナット・ハンは、「ですから、心理療法では、低い自尊心は病気です。そして治癒方法は、自己を少し高く持ち上げるために、自己を促進しようとすることです。それは(問題解決の)根本的な方法ではありません。しかし、高い自尊心もまた病気のようなものであることを、私たちは理解する必要があります。低い自尊心は多くの苦しみをもたらしますが、高い自尊心もまた多くの苦しみをもたらします。(低い自尊心と高い自尊心によって)あなたは多くの人々を苦しませることができますし、あなたも苦しみます。そして、平等コンプレックスもまた健康的ではありません」と言いました。(詳細は以下ご参照。) 
http://compassion5151.blogspot.jp/2015/11/blog-post_28.html

(Cf.) http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00KZJ34KO


ティク・ナット・ハンの書