Saturday, June 27, 2015

笑顔!

以下ビデオのティク・ナット・ハンのメッセージは非常に興味深いです。
(11:40~)

私たちは笑顔を実践に導入しています。微笑むことは非常にくつろげますが、あなたの顔には何百もの筋肉があります。あなたが緊張している時、あなたが怒っている時、あなたは筋肉の緊張を見ることができます。あなたが鏡を見る時、自分の顔に全ての緊張を見ることができます。怒っている人の顔、心配している人の顔であっても、その人が笑顔を自分にもたらすことができたなら、全ての筋肉が弛緩するでしょう。そして、その顔は完全に変容されます。その顔は見てはるかに楽しいです。

ですから、笑顔には全ての筋肉を解放する効果があります。そして、そのような笑顔、微笑みに抵抗する人がいます。彼らは、「あなたに喜びがないなら、なぜあなたは笑顔を自分に強制する必要がありますか?」と言うかもしれません。しかし、ここでの笑顔は実践なのです。これはヨガの実践、口のヨガです。なぜなら、あなたは自分の体を尊重しなければならないからです。私たちの体は非常に重要です。私たちは自分の体を差別してはいけません。私たちの体は、私たちの心のように尊重されるべきです。私たちは自分の体を尊重する必要があるという私たちの心を尊重します。時には心が主導権を取ります。時には体が主導権を取るべきです。あなたに喜びがある時、あなたは笑顔になります。その場合は心が主導権を取っています。あなたがただ微笑む時、喜びが後で来ます。どうしてあなたは自分の体を差別する必要がありますか?あなたの体から始められます。(中略)ですから、私たちは体の価値を尊重し、理解する必要があります。そして、私たちは自分の体が時には主導権を取ることができるようにしてあげるべきです。それは非常に重要なことです。あなたの愛や幸せは、あなたの体に多くを依存しています。そして、あなたの体は平和や幸福や尊敬や畏敬の念をもたらすために多くのことができるのです。

そして、私たちは非常に遠くへ行くことができます。息を吸って、私は自分の唇の半笑いに気付きます。息を吐いて、私はその半笑いに微笑みます。そうすると、あなたは二重の笑みを浮かべています。ですから、息を吸って、私は自分の体に気付いています。息を吐いて、私は自分の体に微笑みかけます。あなたの体に微笑みかけることは非常に優しいことです。あなたは体を無視してきました。あなたは長い間、自分の体を無視したのです。あなたは自分の体を多くの尊敬や優しさなく扱ってきたのです。(心が)体に戻って、体を非常に貴重なものとして認識し、体と和解し、体に微笑む時です。それこそ仏陀が私たちに示唆したことです。私たちの体に気付いて、体がリラックスできるようにしてあげてください。ですから、体の中の全ての緊張を取り除くことは、癒しのための非常に基本的な条件なのです。すると、私たちは教えと実践の普遍的な価値を理解することができます。患者だけが実践する必要があるのではなく、医師もまた実践する必要があります。

誰もが燃え尽きの犠牲者になり得ます。念息経に沿った実践は燃え尽きを予防でき、癒しの扉を開くことができるようにしてくれます。念息経は、四念処念身経と一緒に学ぶ必要があります。

(参考)
http://www.slideshare.net/compassion5151/japanese-11842424
http://www.lionsroar.com/returning-home/#

ティク・ナット・ハン