Friday, August 12, 2016

答へと通ずる自分の道を生きる!

シスター・ヒエン・ニエム(真の献身)の深い法話をご覧ください。


以下は、ビデオから抜粋したキーワードです。

< キーワード >

私の教育は私を騙したと感じました。
(彼女が22歳の頃、ケンブリッジ大学卒業後、BBC入社前)

「私は誰?」と、私は自問しました。どういうわけか、私の学位、私の(ケンブリッジ)大学の学位や私の学部は私に教えてくれませんでした。

もちろん、「私がここにいるのは、なぜ?」という質問を、私はしました。

また、「私が信頼できるのは、何?」かを、私は知りたかったです。

また、「私が向かっているのは、どこ?」かも、私は知りたかったです。

そして、 「どうしたらいいの?」という質問も、私は持っていました。

かつて、「私たちは、答へと通ずる自分の道を生きる」と言った詩人がいました。ですから、私はこれらの質問に答えるために、自分の道を生きています。

生命はエネルギーです。私たちを推し進めているその馬力は、エネルギーの一種です。

そして、時には上がって来る種子は非常に大きく、圧倒的です。(中略)介入するマインドフルネスの余地すらありません。そして、そのような時は、私たちが緊急の実践の類を実践する必要がある瞬間です。そして、私にとっては、ティク・ナット・ハンが私たちにそうするように教えてくれたことである深い腹式呼吸が、ずっと私の緊急の実践でありました。ですから、私たちの心が暴動を起こしている種子を有している時、私たちは混乱や雷雨の結果であるここ(頭、脳)から降りてくる必要があり、私たちは自分のエネルギーを私たちの呼吸(腹)まで連れて降ろさねばなりません。ですから、私たちは上部レベル(心の意識、顕在意識)から自分のエネルギーを降ろしてきて、ただひたすら呼吸し、状況に対応するのに役立つ余地を有する下部レベルのここ(貯蔵意識、潜在意識)の善い種子を信頼します。ですから、必要であれば、私たちは横になって、自分の怒りや悲しみや絶望を誘発していた状況から自分を連れ出します。そして、私は自分のお腹に手をあてて、私の全注意の100%を自分の腹部の上昇と下降に払います。そして、私はしばしば、「厳密に非思考」で、吐く息に初めから終わりまでずっとついて行き、再び吸う息に初めから終わりまでずっとついて行かねばならないという課題を自分に課します。それは、そう簡単ではありません。(中略)実践を積めば、一つの思考もなく、10回息を吸って吐くことは可能であるということを私は発見しました。(中略)ですから、私は何とか、自分のを信頼せずに、自分の呼吸を信頼することを学んできました。もし、疑いがあるなら、呼吸してみてください。呼吸は、私を裏切ったことがなく、そのことが私に本物の強固な基盤を与えてくれています。私が100%完全に呼吸する時、呼吸は静めたり、浄化するのに役立ち、私に勇気を与えてくれることを、私は常に心得ていますので、信頼できて恐れる必要のないことを私が常に知っている何かを与えてくれるのです。

(解説)
これは、マインドフルネスを実践するための非常に具体的な手法、特に呼吸技術を共有する、もう一つの深い法話です。シスター・ヒエン・ニエム自身の経験に基づいていますので、この法話は非常に臨場感が溢れています。

幸せを発生させる方法、苦しみの世話をする方法、その答はマインドフルネスです。そして、マインドフルネスは、意識的な呼吸、即ち目覚めた意識を通して手に入ります。鍵は、思考を停止することです。非思考は、自分自身を目覚めた意識、即ち仏陀へと変容していきます。

(参考)http://www.slideshare.net/compassion5151/3-46874436

シスター・ヒエン・ニエム(真の献身)