Saturday, January 23, 2016

エントロピー

以下は、「生命の新物理学理論」からの抜粋です。
(原文:https://www.quantamagazine.org/20140122-a-new-physics-theory-of-life/
(ジェレミー・イングランドはMIT(マサチューセッツ工科大学)の31歳の物理学者。彼は生命の起源と進化を推進する基礎をなす物理学を発見したと理解しています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Jeremy_England

引用:
ジェレミー・イングランドは、一定の条件下で、物質は自発的に自己組織化すると主張しています。この性質は生物の内部秩序について、及び多くの無生物の構造の内部秩序についても同様に説明することができるでしょう。「雪片、砂丘、乱流渦の全てが、ある散逸過程によって引き起こされる多粒子系に現れる著しくパターン化された構造である点で共通しています」と彼は言いました。結露、風、粘性抵抗はこれらの特定ケースにおける関連性のある過程です。

ジェレミー・イングランドは現在、素粒子のシステムはエネルギーを放散するのがより上手くなるように、その構造を改造するという彼の理論(学説)をテストするために、コンピューターによるシミュレーションを行っています。次のステップは、生体系への実験を行うことになるでしょう。 :引用終わり

(解説)
ジェレミー・イングランドは、「一定の条件の下で、物質は自発的に自己組織化する」と述べました。これは、物質、即ち各素粒子が心を持つ、つまり選択する能力を持つことを意味するのでしょうか?フリーマン・ジョン・ダイソンは、「原子と人間と神は心を持っているかもしれないと私は考えています(程度は異なっても種類は同一の心)。(中略)実験室での原子は不活性物質というよりはむしろ、活性物質のように振る舞う奇妙なものです。原子は量子力学の法則に従って、代替可能性の間で予測できない選択をします。選択する能力によって顕現している心は、ある程度全ての原子に固有のものであるように見えます。」と述べました。私はイングランドとダイソンは同じことを言っていると感じます。(次のURLご参照。http://compassion5151.blogspot.jp/2015/09/blog-post_21.html

(参考)WHAT IS LIFE? by ERWIN SCHRODINGER in 1943
http://whatislife.stanford.edu/LoCo_files/What-is-Life.pdf

ジェレミー・イングランド