Saturday, August 30, 2014

目覚めよ!

なぜ仏陀が、無知は空(相互依存)の理解の欠如であると説明したのか疑問に思います。無知の「根本原因」はエゴであり、エゴはその存在を正当化し、両親から自分を守るために、傷ついたインナー・チャイルドによってでっち上げられたことを仏陀は明言すべきであったと感じます。更には、エゴは両親による(無意識な)無条件の受容欠如に起因し、幼児期にインナー・チャイルドによってでっち上げられます。そして、刻印された前世迄のカルマに応じて計画されたエゴをでっち上げるために、誰もが同じエゴを持っていた両親を選んだのです。私たちのカルマは転生しますので、私たちの祖先も同じエゴを持っており、それに苦しんでいたに違いありません。

だから、幼児期の記憶が覆い隠されているのかもしれません。もしそうであれば、家庭はよく計画されたエゴ顕現工場であり、人間性進化のためのトレーニング・センターです。この意味で、私たちは前世の終点から現世における新たな旅を再開するために、幼児期の間に前世のエゴ(前世の精神的成熟度)を復活させるのです。


ですから、どんな束縛も一度もなかったわけですので、解放というものはあり得ないのです。全ては幻想以外の何ものでもなかったのです。しかし、この幻想は意図的に自分自身、即ち無意識によってでっち上げられました。仏陀はこの全容を知っていたけれども、私たちが全てを知ってしまうと人間性進化の計画がうまく機能しなくなるかもしれませんので、それについては言及しなかったのではないかと想います。しかしながら、誰もがこの一部始終を理解することによって、今すぐ目覚める必要があると私は感じています