Thursday, March 10, 2016

職場での「マインドフルネス地区」

次のフォーブスの記事をご一覧ください。職場での「マインドフルネス地区」は、良い試みであるに違いありません。
http://www.forbes.com/sites/alexkonrad/2016/03/07/how-monks-convinced-benioff-to-put-mindfulness-zones-in-salesforce/#25a8a3a8f79b
以下は記事からの抜粋です。

そのグループ(ティク・ナット・ハンの弟子である僧侶)は、セールス・フォース社のオフィスを訪問し、彼らが見つけたものが好きにはなれませんでした。誰もが常時話しおり、常時働いていたのです。

ベニオフCEOと僧侶たちは協議しました。その結果は、セールス・フォース社の新社屋の各階にマインドフルネスの場所を設けることでした。

ベニオフCEOにとっては、新たなスペース(空間)はセールス・フォース社のトップが他の創業者やCEOに採用を奨励しているイノベーション(技術革新)への哲学の一部なのです。 「あなた方はスペース(空間)を創造し、革新的な人々と関係を結ぶ必要があります」とベニオフCEOは月曜に述べました。自分の快適なゾーンの外部に経験の範囲を捜し出そうとす探ることは、ビジネスリーダーがベニオフCEOが「初心」と呼ぶものを発展させるのに役立つことができます。柔軟思考のためのベニオフCEOの方程式は、日々の瞑想や、ハワイ・水泳旅行からインド・ヨガ修行所滞在に亘る経験を含んでいます。

(解説)
ビジネスは競争に基づいています。そして、競争は分離や差別を引き起こしますので、競争は自己破壊的です。一方、瞑想、即ちマインドフルネスは、協調に基づいています。協調は包括性や非差別をもたらしますので、協調は癒しであり滋養です。前者は、お金、即ち物質価値のためのものです。後者は、愛と思いやり、即ち精神価値のためのものです。ですから、セールス・フォース社の職場での「マインドフルネス地区」は、かなりの挑戦であると私は感じます。鍵は、2つの価値間の良好なバランスを維持する方法でしょう。 しかし、真実は、私たちはどこにいても、仕事中でさえ、マインドフルネスは可能であるということです。鍵は、一度にただ一つのことをすることです。私たちは、いつでもどこでもマインドフルになれます。

(参考)https://www.youtube.com/watch?v=Ijnt-eXukwk

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