Tuesday, September 6, 2016

5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約) (3)

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5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約) >

[10:00]  
(予鈴 + 本鈴)

第四マインドフルネス・トレーニング- 愛に溢れた発言と深い傾聴

マインドフルでない(失念の)発言、及び他の言うことを傾聴できないことによって引き起こされる苦しみに気付いて、私は自分自身と他の人々、民族、宗教グループ、国家の中にある苦しみを軽減し、和解と平和を促進するために、愛に溢れた発言と思いやりのある傾聴を育むことを確約します。言葉は幸福か苦しみを創造できることを知っていますので、信頼、喜び、希望を抱かせる言葉を使って、正直に話すことを私は確約します。怒りが私の中で顕現している時、私は話さないと決意しています。私は自分の怒りを認識し、深く観るために、マインドフルな呼吸や歩行を実践します。怒りの根源は、私の誤った知覚、及び自分や他人のの中にある苦しみの理解の欠如に見つけられ得ることを、私は知っています。自分自身と他人が苦しみを変容し、困難な状況から抜け出す方法​​を理解するのを助けることができるような方法で、私は発言し、傾聴します。私は、確かであることを知らないニュースを広めないこと、分裂や不和を引き起こすこと可能性のある言葉を口にしないことを決意します。私は、理解、愛、喜び、包括性の能力を育むために正精進(正しい精進:選択的水やり)を実践し、徐々に私の意識の奥深くにある怒り、暴力、恐れを変容します。

[05:00]  
(予鈴 + 本鈴)

第五マインドフルネス・トレーニング- 滋養と癒し

マインドフルでない(失念の)消費によって引き起こされる苦しみに気付いて、私は自分自身、私の家族、社会のために、マインドフルな飲食や消費を実践することによって、肉体的にも精神的にも良い健康を育むことを確約します。私は栄養の4種、即ち食料、感覚印象、動機、(集合)意識を消費する方法を、深く観る実践をします。私は賭博をしない事、酒、薬物、または特定のウェブサイト、電子ゲーム、テレビ番組、映画、雑誌、書籍、会話などの毒素を含むその他製品を使用しないことを決意します。後悔や悲しみに私を過去へ引っ張り戻させることなく、不安、恐れ、渇望に私を今この瞬間から引っ張り出させることなく、私の中と私の周囲にある爽快、癒し、滋養の要素に通ずるために、私は今、この瞬間に戻る実践をします。私は、消費の中に自分自身を見失うことによって、孤独、不安、他の苦しみを覆い隠そうとしないことを決意します。私は相互依存を瞑想し、私の体と意識の中、私の家族、社会、地球の集合的な体と意識の中にある平和、喜び、幸福を維持するような方法で消費します。

[00:00]
(予鈴 + 本鈴2回で終了)

(おわり)

(解説)
全てはマインドフルネス(念)から始まります。私たちがマインドフルになれば、自動的に5つのマインドフルネス・トレーニング(念の五誓約)を実践できるようになります。ですから、私たちに必要なのは、マインドフルネス(念)を通して目覚めた意識を復活させることだけです。

(Cf.) http://www.coiuk.org/mindfulness-trainings/


ティク・ナット・ハンの書