Monday, January 26, 2015

仏陀と負の種子(カルマ)

次のティク・ナット・ハンのビデオを 4:42 から 5:52 迄ご覧下さい。


「負の種子(カルマ)は、あなたが仏陀になった(悟りを開いた)後でも常に存在するでしょう。仏陀は負の種子を持っていない人ではありません。仏陀は自分の(潜在意識内の)負の種子が自分と他人によって水やりされないように、自分自身を守る方法を知っている人です。そして、仏陀は幸福と慈悲心が毎日成長することができるように、彼の良い種子に毎日水やりしてもらえるようにする方法を知っている人です。ですから、私も抑うつの種子を持っています。全ての人が抑うつの種子を持っているのです。しかしもし、あなたが正しい精進の実践法を知っていれば、あなたは大丈夫でしょう。すると、他の(精進以外の)種類の種子が顕現し、私たちを傷つける機会はなくなるでしょうから。」

上記は、私たちの過去の負のカルマが悟りを開くやいなや、滅却されるわけではないことを示しています。ですから、私たちが自分自身を守らなければ、悟りを開いた後であっても過去の負のカルマが負の影響を引き起こすかもしれないのです。しかし、悟りを開いた人は負の影響が発生することを防ぐための選択的な水のやり方を知っているのです。

Alpine resorts Photo by Csilla Zelko

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