Saturday, February 6, 2016

マインドフルネスの奇跡 (8)

以下は、ティク・ナット・ハン著「マインドフルネスの奇跡」からの抜粋です。

引用:
かつて仏陀は、生と死の問題そのものが、マインドフルネスの問題であると言いました。 人が生きているか否かは、人がマインドフルであるかどうかに依ります。

平和を供給する共同体において、私たちは同じ原則に従わなければなりません。あなたの周りの人が最善を尽くしていないのではと心配しないでください。ただ、自分自身が価値ある人になれる方法について気を配ってください。あなたが最善を尽くすことは、あなたの周りの人に最善を尽くすことを思い出させる最も確かな方法です。しかし、価値ある人になるには、マインドフルネスの継続的な実践を要します。それは間違い無い事実です。マインドフルネスを実践することによってのみ、自分自身を見失うことなく、輝かしい喜びと平和を得るでしょう。マインドフルネスを実践することによってのみ、開かれた心と愛の目で全ての人を見ることができるようになるでしょう。

マインドフルに生きている僧侶によって手入れされた庭のことを私は思いました。彼のマインドフルネスから起こる平和と喜びに滋養され、彼の花は常に新鮮で青々としています。古代文明人の一人は次のように言いました。

偉大なマスターが誕生した時、河川の水は一段と澄んできて、植物は一層青々と成長します。

私たちは全ての会議や討論の初めに、音楽を聴いたり、座禅を組んで(マインドフルな)呼吸を実践すべきです。
:引用終わり

(解説)
私たちはマインドフルな場合にのみ、真に生きています。ですから、セッション開始時に音楽や座禅(マインドフルな呼吸)を通してマインドフルになるように、ティク・ナット・ハンは私たちに助言しているのです。私たちはマインドフルな時、生命の奇蹟に触れることができ、自分の内面と周囲で何が起こっているのかを認識できます。そして、私たちは深く観ること(集中)によって、洞​​察を得ることができます。

(参考)https://www.youtube.com/watch?v=N43TIniwX9E

ティク・ナット・ハン

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