Tuesday, June 11, 2013

「四聖諦」の骨子

1. 全ての仏教の教えは「四聖諦」に基づいています。(仏陀の
 第一法輪)。 例えば、第三の聖なる真理は「般若心経」(仏陀
 の第二法輪)に発展しました。尚、「四聖諦」の概念は「因果
 の法則」に基づいています
2. 第一の聖なる真理:苦しみの真理
 3種類の苦しみ:
 (1)苦しみの苦しみ(怪我や病気など)
 (2)変化の苦しみ(執着が怒りへ変化した時など)
 (3)条件の苦しみ⇒無知による肉体への執着が原因
             (精神投影を通して
 *全ての破壊的感情は精神投影による錯覚から生じます。

 3. 第二の聖なる真理:苦しみの根源の真理

 (1)全ての結果は行動から生じます。
 (2)行動は動機から生じます。
 (3)もし、動機が無知に基づくなら⇒苦しみ
 (4)もし、動機が智慧に基づくなら⇒幸福

4. 第三の聖なる真理:苦しみの終結の真理

 (1)無知は一点集中の心(念)で滅却できます。
 (2)3種類の心の鍛錬:
   ①道徳(倫理的自律)
   ②集中(一点集中瞑想)
   ③智慧(空性:独立した存在の欠如)

5. 第四の聖なる真理:苦しみの終結へ導く方法の真理

 ⇒マインドフルネス(念)により、肉体、感情、心、現象の放棄
   4種類のマインドフルネス(念)の基礎:
   (1) 肉体マインドフルネス(念)
     ⇒肉体への執着を減らす(体内の不浄なものを想像:
                     皮膚、肉、骨)
   (2) 感情マインドフルネス(念)
     ①喜びの基礎=執着
     ②苦痛の基礎=怒り
   (3) マインドフルネス(念)
     ⇒過去、現在、未来の分析を通して我執を減らす
     ①物事は刻一刻と変化しています。
     ②ですから、現在はつかめません。唯、過去と未来。
     ③でも、現在なくして如何に過去と未来を定義可能?
     ④不可能です。
     ⑤ですから、過去も現在も未来もないのです。
   (4) 現象マインドフルネス(念)
     ①徳の高い行動⇒創造するべし!
     ②不徳な行動⇒滅却するべし!
☆★ http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-20961558 ★☆

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