Monday, June 29, 2015

体、感情、心、心の対象

以下ビデオのティク・ナット・ハンのメッセージは非常に興味深いです。
(19:48~)

仏陀の教えでは、全てのものが他の全てのものとつながっていることを私たちは知っています。これら四つの実習はに関係していますが、これらは同時に感情とも、とも、心の対象とも関係しています。私たちは気持ちや感情のことを話していません。私たちは自分の気持ちや感情を穏やかにし、変容するのを助けるために何もしていません。しかし、これら四つの実習を行うことによって、既に私たちの気持ちや感情に効果があります。私たちの体の世話をただすることで、私たちは気持ちや感情の世話もしているのです。なぜなら、私たちの体の世話をしている間、私たちは既に自分への精神的な談話を止めることができるからです。私たちは既に喜び知足平和の気持ちを発生させ始めることができます。ですから、気持ちは(最初の4つの実習に)既にここにあります。 縁起(相互に依存して共同発生)しているのです。ですから、この種の区別は恣意的なものです。

第五実習では、正式に感情の領域に入ります。正式にというだけですが。
「息を吸い込んで、私は自分の中の喜びの気持ちに気付いています。」
「息を吐き出して、私は自分の中の喜びの気持ちに気付いています。」

第六実習は幸福についてです。
「息を吸い込んで、私は自分の中の幸福感に気付いています。」
「息を吐き出して、私は自分の中の幸福感に気付いています。」

そしてもちろん、これは自動継続の実践ではありません。なぜなら、教えは明白であるからです。実践者は喜びと幸福の気持ちをもたらす能力を持っています。そして、仏陀は実践を完成へ至らせることができるようにするためには、私たちが栄養を与えられるべきであることをよく認識しています。そして、喜びと幸せで自分に栄養を与える方法、喜びの気持ちを生み出す方法、幸福感を生み出す方法もよく認識しています。そして、大人だけではなく子供も含めて私たち全員が、自分を養うために喜びと幸福の気持ちを必要としているのです。

(参考)http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-42599895

ティク・ナット・ハン

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